亜細亜大観 01 048 "小平島"
Summary
日本語: 小平島
大連より約三里半、黄海に突出した一小半島である、人口約七百、住民は半農半漁の生活をして居る、昔は遼東の要津であつて、山東への要路に当り殷賑を極めたと云はれて居るが今は其面影もない、半島の尽きて海に没する処を王皇頂と云ひ、海抜三百尺の絶壁をなし奇巌屏風の如く、白波脚下を噛むで痛快勇渾の趣がある。
Date
1915 - 1925
Source
亜細亜大観 第1冊
Copyright info
Public Domain
Summary
日本語: 小平島
大連より約三里半、黄海に突出した一小半島である、人口約七百、住民は半農半漁の生活をして居る、昔は遼東の要津であつて、山東への要路に当り殷賑を極めたと云はれて居るが今は其面影もない、半島の尽きて海に没する処を王皇頂と云ひ、海抜三百尺の絶壁をなし奇巌屏風の如く、白波脚下を噛むで痛快勇渾の趣がある。
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